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榎本一生
榎本一生

Issey Enomoto

榎本 一生 : エディター、ライター、シューズ・マスター

1976年千葉県生まれ。フリーランスのエディター、ライター。シューズ・マスター編集長、ランナーズパルス副編集長、フイナム ランニング クラブ♡部長。フル自己ベスト:3時間18分16秒(大阪マラソン2016)、ハーフ自己ベスト:1時間35分16秒(ブルックリンハーフ2016)
http://www.shoesmaster.jp
http://hrc.blog.houyhnhnm.jp

ハセツネ30K 2016

[16.04.06]

4/3(日)に開催されたトレイルランニングレース「ハセツネ30K」に参加してきました。

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■レースについて
このレースは公式サイトで次のように紹介されています。

ハセツネ30Kは、自己の限界を追求するトレイルランニングの最高峰「日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)の入門大会として位置づけ、誰にでも楽しみながら大会に参加してもらえる日帰りのファンレースとして早春の奥多摩を走り抜けてもらいたいと企画しました。

「入門大会」「ファンレース」とあるものの、聞くところによると、国内のトップ選手が数多く参加し、また上位1000位以内(参加者は1800人くらい)に入ると秋のハセツネ本戦(71.5km)への優先出場権を得られるということで、それを目指して走るガチな参加者が多い競技性の強い大会でもあるとか。秋の本戦のための予選会の様相を呈していることについては賛否両論あるようです。

自分は競技志向はまったくないけれど、せっかく出るなら目標があったほうが張り合いがあるので、一応、上位1000位以内を目指してみることに。タイムはだいたい5時間以内の完走が目安。ただ、トレイルランニングの経験の浅い自分にはどれくらいのペースで走れば5時間以内で完走できるのか、いまいち見当がつかないのが正直なところ。

また、このレースはエイドステーションが一切ないことも特徴で、水1.5Lと食料が必携。あと、レインウェアも必携で、山岳保険への加入も参加の条件です。

■会場へのアクセス
レース当日、いっしょに参加するフイナム ランニング クラブ♡のメンバーたちと武蔵五日市駅で待ち合わせ。集合時間は6:45。自分は始発に乗ってぎりぎり間に合った。

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駅にはコンビニ(NewDays)があるので食料や飲料を調達できます。

会場の秋川リバーティオは武蔵五日市駅から徒歩2〜30分。

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秋川リバーティオに到着すると、ランナー受付は大行列!

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受付で装備チェック(レインウェア、水1.5L、食料、山岳保険)を受けた後、ゼッケンを受け取る。装備チェックは厳密なものではなく、形式的な感じ。しかも、チェックを受けたあとに着替えや支度をするので、なんならチェックだけ済ませて置いていくこともできてしまう(もちろん自分はそんなことしませんが)。これで大丈夫なのかな、、と思っていたところ、レース後、トップでゴールした選手が(男女とも)レインウェア不携帯で失格になるという前代未聞の出来事があり、トレラン業界でかなり話題になっていました。

スタートは8:30。着替えや支度を済ませ、荷物を預けようとしたら、またまた大行列。それからトイレに寄ろうと思ったらこちらも大行列。トイレは諦めてスタートの列に並ぶことに。この時点で8:20くらいだったかな。かなり後方からスタートすることを余儀なくされる。

もっと早く家を出ておけばよかった・・・と一瞬後悔したけど、始発で来たのでこれ以上は物理的に不可能。もっと早く着くためには前泊するかクルマで来るしかない。

■レース展開
最初に10kmほどのロードが続いたあと、登山道の入口で大渋滞が発生するので、最初はできるだけ飛ばして順位を上げておいたほうがいいーー事前にそう聞いていたので、最初の10kmは自分にとってハーフマラソンくらいのペース(キロ4:30〜4:40)をキープ。

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かなり後方からのスタートだったので、この区間で相当数のランナーを追い越したと思う。

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ただ、それでも渋滞を完全に免れることはできず。

戦略らしい戦略はそれくらいで、そこから先はゴールに向けてひた走るのみ。その後もたまに渋滞があったものの、しばらく走り進めているうちにバラけていき、奥多摩のトレイルを気持ちよく駆け抜けることができた。

中盤の長いロードの下りは脚にきたし、後半で壁のような上りで心肺は追い詰められたけど、それ以外はハードな上り下りやテクニカルな箇所はなかったような。

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途中の関門で順位を数えてくれている人がいて、その時点で760番くらいと言われ、ほっとひと安心。それ以降は焦らず力まずマイペースで走りました。

■結果
タイム 4時間40分59秒
順位 男子770位/1,526人 総合809位/1,738人

なんとか1000位以内に入り、秋の本戦の優先出場権を獲得!

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今回、フイナム ランニング クラブ♡のメンバーは自分を含めて計5人が参加して、1000位以内に入ったのは自分ひとりだけ。みんなロードのフルでサブ4以上の実力者だけど、さすが参加者のレベルが高く、一筋縄ではいきませんでした。

■装備
この日の天候は曇り。気温は平地でスタート時10℃くらい、最高で20℃くらい。走っていると汗をかくものの、山の中で渋滞にハマると汗が引いてひんやりすることも。上着は最初から着ずにアームスリーブを上げ下げして体温調整する感じでちょうどよかった。

もろもろの装備は以下のとおり。

●ザック:ULTIMATE DIRECTION SJ ULTRA VEST 3.0
 →水、食料、レインウェアなどを収納。容量7Lで176gという驚異的な軽さ。フィット感も良好。
●トップス:PATAGONIA MEN’S SHORT-SLEEVED NINE TRAILS SHIRT
●アームスリーブ:モンベル
●パンツ:山と道 5-POCKETS SHORTS
●飲料:麦茶1.0L(UDのソフトフラスクに)、水0.5L(ペットボトルのままザックに)
 →1.5Lという規定は多すぎるのでは?と思ったけど、ほぼ空に。結果的にちょうどいい分量だった。
●食料:Mag-onエナジージェル(アップル味)×4、ぬれおかき、フィナンシェ
 →レースではジェルだけだと味気ないので、お菓子類もザックに忍ばせておくようにしています。
  ただ、どちらも途中で底を尽きて、最後はかなり空腹状態に。もうちょい多めに持っていけば良かった。
●腕時計:スント AMBIT3 PEAK
●シューズ:サロモン S-LAB SENSE 5 ULTRA BLACK LTD
 →概ね調子良かったものの、途中で脚が悲鳴を上げた(特にロードの下り)。
  スパルタンなつくりなので覚悟はしていたけど、自分にはやはり分不相応だったかも。

使用前
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使用後
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■まとめ
事前に聞いてはいたものの、思っていた以上に競技性の高い大会だと感じました。個人的にはそれはそれで嫌いじゃないし、大人の運動会的なピリピリムードも含めてそれなりに楽しめましたが。

あと、コースのキャパシティに対してランナーが多すぎるのではと感じたのも正直なところ。スタート前の行列や登山道入り口の渋滞は仕方のないことかもしれないけどちょっと辟易しました。

いっしょに参加したフイナム ランニング クラブ♡部員の杉山さんもレポートをまとめてくれています。そちらもあわせてご覧ください。
ハセツネ30K参戦記(トレイルランレース) – フイナム ランニング クラブ♡のブログ。

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