文化服装学院とランニングウェアブランドTANNUKI<タヌキ>がコラボレーション。11月2日の文化服装学院文化祭にて先行発売開始。
2020年、国産のものづくりにこだわりを持つランニングウェア/アクセサリーブランドとして誕生したTANNUKI<タヌキ>が、約100年に渡って日本のファッション教育の中心的役割を果たしている、ファッションスクールの文化服装学院とコラボレーションを実施。「共にランニングをする、走ってからディスカッションをする、というプロセスでゆっくりと企画を進めました」と、焦らず丁寧な取り組みで商品開発を行い、同時に、「ランニングに対応する機能性とファッション要素が随所で融合された製品」と、両者のコラボレーションならではのアイテムが完成した。
まず、今回のコラボレーションを行ううえで気を付けた点として、ランニングは最も原始的で、最も多くの人が行っているスポーツだが、ランナーのファッションやコミュニティ、チャレンジにまつわるストーリーなど、カルチャーとしての広がりも見せており、学生たちには決して強制的ではなく、美しく楽しいランニングを知ってもらえるところから始めたという。
企画の第一段階として、文化服装学院内でランニングを通じて、学内・学外の人々と交流を目的に設立された同好会「BunkaRunningClub」のメンバーとなった学生に、ランニングというスポーツ/カルチャーを実際にグループランという形で体験してもらい、その奥深さを理解してもらうところからスタート。次に、学生たちが持ち合わせている感性や、学んでいるファッション要素を加えたランニングウェアの開発を、<タヌキ>の企画チームと共に行うという段階へ。グループランは授業後など主にナイトランが多かったことから、製品のコンセプトは「Night Running with Community」として、光を反射するリフレクター機能をキーディテールとすることでコンセプトを表現したという。
リフレクターは2か所に使われ、一つは製品全体の中でも大きなデザインポイントとなる右裾部分の大きなリブ仕様上に。新開発のリフレクター付きのリブを大胆にV字型に配置して、アシンメトリーなファッション要素とリフレクター機能が組み合わさってオリジナルのデザインが完成。また、もう一つのリフレクターは左袖上で、今回新たに作られた文化服装学院の頭文字の“B”と、TANNUKIの“U”ロゴを組み合わせたコラボレーションロゴに採用されている。
ドロップショルダー仕様でゆとりのあるフィットを採用するなど、ランニングウェアにはあまり見られないシルエットも、やさしく、ちょっとほっこりした雰囲気を醸しだし好印象。やや厚みのあるスウェットタイプの生地にモックネックを合わせることで、これからの季節、寒い日のランニングにもピッタリな一着が完成。シンプルでクリーンな作りで、普段の生活にも違和感なく溶け込むデザインは、日常着として、ランニングしてそのまま出かけることもできるマルチパーパスなアイテムとなっているので、興味のある方はぜひ。発売は、2023年11月2日(木)より文化服装学院文化祭にて先行発売予定で、その後11月6日(月)よりTANNUKI オンラインショップ他で発売される予定となっている。
Night Running LS
価格:14,300円(税込)
サイズ:S、M、L
INFORMATION
TANNUKI
https://tannuki.jp/
文化服装学院ランニング同好会「BunkaRunningClub」
https://www.instagram.com/bunka_runningclub/