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熊野古道 旅ラン DAY2

2014.03.09
Satoru Tachishita
舘下 智 FULLMARKS HOUDINI担当
1976年生まれ、富山県出身。現在は札幌から横浜へ転勤。北欧アウトドアブランドHOUDINIの営業マンとして全国各地とスウェーデンを駆け回る日々を過ごしている。「誰よりも楽しむ事」をモットーに2014年はウルトラトレイル・ドゥ・モンブラン168㎞(45時間9分)、グランレイド・レユニオン172㎞(54時間)で完走。

熊野古道 旅ラン 2日目

朝4時起床。この日の天気は雨~~~。宿のご主人が用意してくれたおにぎりを食べて朝食を済ませ、真っ暗な中スタート。この日は熊野本宮大社へと繋がる小辺路の核心ともいえるコースで、伯母子岳(1344m)、三浦峠(1061m)、果無峠(1060m)の三つを越えなければならないのです。次の宿までの距離はおおよそ51km。ひぃー

走り出してすぐ右足裏の外側に違和感が。。。あちゃー昨日の無駄に重い荷物のせいでこんなに早くダメージがががが。とりあえず走れないほどの痛みでもないので様子を見ながらいく事に。山頂付近は時折膝上まで足が埋まってしまうほどの残雪に苦しめられましたが無事に登頂。ちょうど雨も上がってくれました。残雪の多いところは慎重に下ります。

伯母子トレイル

標高が下がってくると、そこには小気味よい下りのトレイルが出現しかるーくランナーズハイになりました。さらに少し陽も差してなんとも言えない景色にも遭遇。水墨画のような白と黒だけの景色にしばし足を止め見入っていまいました。

 

伯母子岳

 

伯母子岳から標高差1000mほど下り、五百瀬(いもせ)と呼ばれる集落に到着。ここで少し小休止。スタートして約4時間 距離17km。吊り橋を渡り本日二つ目の登りセクション三浦峠の登り口には地元小学生からの激励のメッセージが。ここまでもかなり頑張ってきたのですが、さらに頑張ります!!

三浦峠

 

樹齢500年ちかい杉の巨木たちが 僕らを迎えてくれました。こんな曲がりくねった杉の大木は珍しいですね。

巨木

登山口にあったようなメッセージ的な看板に励まされつつ、三浦峠をクリア。三浦峠を下りきった先はロードで、ここから8㎞進んだ十津川温泉「昴の郷」が今日の昼飯ポイント。このロードがなかなかしんどかったです。昴の郷のレストランで、うどんと名物の めはり寿司を食べ元気一杯!お腹も一杯! スタートから37km 8時間経過

昴の郷を出発し、いよいよ本日最後の峠越え。標高140mから1050mへ標高差1000mの果無峠(はてなしとうげ)へ。標高差100m登るのにおおよそ12~15分くらいのペースなので、最速でも120分かぁ。。。と計算し心拍数を見ながら上がり過ぎないよう一歩一歩登ります。予定通り2時間チョイで果無峠の最高到達点に到着。あとはひたすら下って熊野本宮大社を目指します。そして出発から12時間34分、ついに我々は熊野古道小辺路を踏破し、熊野本宮大社に到着したのでした。。。

熊野本宮

 

しっかりと今年のレースの完走祈願をしておきました。

熊野古道旅ラン DAY2 57km 13時間17分  スタート時の雨、その後の雪上歩きで靴は早々に濡れ、後半は足裏の水ぶくれの痛みが辛かったです。ワセリン等の対策、昴の郷で靴下を脱いだりして足裏を乾かさなかった事を反省。。。

いよいよ次回は感動のグランドフィナーレ!熊野古道を走り切った僕に待っていたものは一体!

DAY3に続く

 

 

 

 

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