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SPECIAL

YONEX SAFERUNシリーズにニューモデルの「SAFERUN200」が登場!先にリリースされた「SAFERUN100」との違いを徹底検証する!

2020.03.31
Masataka Nakada(STUH)
Masahiro Minai

YONEX SAFERUNシリーズとは

YONEX SAFERUNは、その名の通り安全に走ることを可能とするランニングシューズコレクション。YONEXがこれまで培ってきた走りのためのテクノロジーを結集することで、脚力の充分でないビギナーランナーたちの“ひざ”を着地時の衝撃からしっかりと守り、走る喜びを教えてくれる。すでに好評を得ているサブ4クラスのランナーにもマッチする「SAFERUN100」に加え、新たに「SAFERUN200」が登場。保護性能をより一層高めることで、“ゆっくりペースで走りたい”、“とにかくフルマラソンを完走したい”といったレベルのランナーにも対応してくれるという。

YONEX SAFERUN100とは
「すべての“かかと着地ランナー”へ」というメッセージとともに昨年9月にデビューしたのが、YONEX SAFERUN100。12mの高さから落とした生卵が割れずに6m以上跳ね返るPOWER CUSHION+や軽量素材ハイパーフェザーライトをベースに反発性を向上させたフェザーバウンスフォーム、3D形状が着地時のかかとを安定させ、適度なしなりが筋肉への負担を軽減する3D POWER CARBONといったスペックを結集することで完成したランニングシューズで、ランナーのストライドを伸ばしつつ、ひざへの衝撃を大幅に緩和し、着地時の足ブレを抑えた走りを実現する。

YONEX SAFERUN200とは
「あなたのひざを衝撃から守りたい」というコンセプトの元、今シーズンリリースされるのが、YONEX SAFERUN200だ。ランナーの約30%がひざの痛みを抱えているという調査結果に対応すべく、保護性能を強化したランニングシューズで、POWER CUSHION+やフェザーバウンスフォームといったYONEX SAFERUN100と共通スペックを採用するとともに、内蔵された3D POWER CARBONは、中足部のサポートを強化したタイプに変更。走行時の着地衝撃にしっかりと対応するなど、ひざの保護性能をより一層高めた1足となっている。

 

「走ればわかるさ!」YONEX SAFERUN100&YONEX SAFERUN200編

Runners Pulse本誌でもおなじみの南井編集長が注目するランニングシューズを履いて走ってレビューするコラム「走ればわかるさ!」。今回はYONEX SAFERUN100とYONEX SAFERUN200の走行性能を検証してみる。

SAFERUN100

SAFERUN100に関しては、昨秋のウェブスペシャル作成のために、晩夏より実際に履いて走っており、その優れた衝撃吸収性、着地安定性、そして推進力を高次元で融合していることを、6kmを3度走り、しっかりと体感することができた。それからも時々履いていたのだが、「すべての“かかと着地ランナー”へ」を開発ポリシーとしているだけに、かかとから着地すると、そのポテンシャルを最大限に発揮できる。一時はかかと着地が罪悪視されたこともあったが、リサーチの結果、ほとんどの国でヒールストライカーが最も多いというデータから、現在ではそういった風潮も無くなりつつある。各人にはそれぞれマッチした着地箇所があるのだ。

そして最近になって気付いたのが、「このシューズは、より走力の高いレベルのランナーにも対応するのでは?」ということ。ブランド側の推奨ペースはKm/5分~7分、フルマラソンでサブ4レベルのランナーがターゲットとされているが、筆者はKm/4分30秒ほど、岡山のランニングクルーUDCのサブ3ランナーは、それよりもずっと速いペースで走っても、シューズが対応してくれた。最初は着地感がかなり柔らかいので、「安定性に欠けるかな?」と思ったが、そのような心配はなく、幅広いペースに対応してくれるので、ケガの心配のある中級以上のランナーにも勧めてみたいと思った。

SAFERUN200
SAFERUN100の走行性能が予想を遥かに超越していたので、このSAFERUN200をトライすることがとても楽しみだった。まず足を入れるとエンジニアードメッシュのアッパーは、無理なく足に沿いフィット。長時間の着用でも快適な履き心地をキープしてくれそうだ。立っている状態でミッドソールのクッション性の良さを感じるが、同時に安定性が高いことも足裏から感じ取ることができる。

走り始めてみると、フェザーバウンスフォームとパワークッションプラスを組み合わせたソールユニットは、ソフトなクッション性と同時に高い安定性も提供してくれる。SAFERUN100と比較すると推進力よりも安定性を重視し、推奨ペースはKm/7分~9分ということだが、意外とKm7分より遅く走るのは難しく、Km/6分30秒ほどで走るが、着地から蹴りだしまでの一連の動作もスムーズで、快適そのもの。

いつもは6kmランだが、このシューズを最初に履いて走ったときは、走るのが楽しくなり、2km伸ばして8kmでフィニッシュした。たまに距離を延ばすと、翌日に疲労が残っていたりするが、このシューズのおかげか、そのようなことはなかった。二回目のランでは、ペースをあえてKm5分ほどまで上げる。これくらいのペースになると、SAFERUN100のほうが無理なく足の動きに対応してくれるが、走りにくいわけではない。初心者ランナーはもちろんのこと、中級以上のランナーのLSDの際や、レース明けのリカバリーランのときに最適な1足だと思う。

 

実は異なるYONEX SAFERUN100とSAFERUN200のカーボンプレートの形状!

両方のシューズに共通で内蔵されている3D POWER CARBONと呼ばれるカーボンプレート。実は、SAFERUN100とSAFERUN200で、その形状が若干異なる。SAFERUN100のために開発されたプレートは、ある程度しなりのある柔軟性と安定性を両方追求しているのに対し、SAFERUN200に内蔵されたほうは、中足部の幅を約30%拡大し、凹溝を2本設けた形状。軽さは維持しつつ、曲げ剛性約2.5倍、トルク約1.5倍に向上。その結果シャンク機能が強化され、前足部はより屈曲することで、筋力が充分でないランナーのゆっくりペースのランにおいてもシューズが安定した走行をサポートしてくれる。

SAFERUN100

SAFERUN100に内蔵された3D POWER CARBONと呼ばれるカーボンプレート。全体が均一にしなる構造で、着地安定性と推進力を高次元で融合することに大きく貢献。自然とストライドが大きくなるような感覚も、このパーツに依るところが大きいと思われる。

SAFERUN200

SAFERUN100に内蔵されたカーボンプレートよりも中足部の幅を約30%拡大し、凹溝を2本設けた形状。軽さはキープしつつ、曲げ剛性約2.5倍、トルク約1.5倍に向上することで、ゆっくりペースのランにおいてもシューズが安定した走行をサポートする。

YONEXが誇る衝撃吸収反発テクノロジーであるPOWER CUSHION+。スポーツシューズ業界で最も一般的な衝撃吸収素材であるEVA(エチレンビニルアセテート)よりも衝撃吸収性が28%、反発性は62%向上。

その結果12mの高さから落とした生卵が割れずに6m以上跳ね返るという驚愕の現象を実現。「あなたのひざを衝撃から守りたい」というSAFERUN200の開発コンセプトにも合致するクッショニングテクノロジーだ。

 

YONEX SAFERUN2002020年5月下旬発売予定)
価格:16,000円(税別)
サイズ:(Mens)24.5cm~29.0cm、(Womens)22.0cm~26.0cm
URL:http://www.yonex.co.jp/saferun/

Mens

Teal Blue

Gray/Red

Black/White

Womens

Navy/Pink

Black/White

YONEX SAFERUN100
価格:15,000円(税別)
サイズ:(Mens)24.5cm~29.0cm、(Womens)22.0cm~26.0cm
URL:http://www.yonex.co.jp/saferun/

Mens

Cobalt Blue

Acid Yellow

Womens

Aqua Blue

Acid Yellow

 

INFORMATION
ヨネックス株式会社 お客様相談室
TEL:03-3836-1221
http://www.yonex.co.jp/support/ask.html 
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