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舘下智
舘下智

Satoru Tachishita

舘下 智 : FULLMARKS HOUDINI担当

1976年生まれ、富山県出身。現在は札幌から横浜へ転勤。北欧アウトドアブランドHOUDINIの営業マンとして全国各地とスウェーデンを駆け回る日々を過ごしている。「誰よりも楽しむ事」をモットーに2014年はウルトラトレイル・ドゥ・モンブラン168㎞(45時間9分)、グランレイド・レユニオン172㎞(54時間)で完走。

高尾トレイルラン with 福島舞

[16.03.30]

こんにちは

先週の日曜日、FULLMARKS原宿店のイベントのお手伝いに行ってきました。HOUDINIフレンズの福島舞さんと一緒にゆるりと高尾の山を走りました。朝はすこし雨もぱらつきましたが、走り出すと小春日和の気持ち良い天気になりました。

速い方もいましたが、みんなで和気あいあいと春のトレイルランを楽しみました。

僕はこの日の朝、若手有望株の上田瑠偉くんらと朝練をしてからの参加だったので後半は若干疲れてしまいました。。。なんせ、朝練で若武者についていこうと下りをフルスピードで走ったら転んでしまい滑落寸前・・・汗

ちょっとヒヤリとしました。

ともあれ沢山のHOUDINIユーザーさんと一緒に走れて楽しかったですね。走り終わったあとは、高尾駅南口にある大光寺の桜の前でパシャリっと。

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次は5月8日に山梨で開催の予定ですので気になる方は是非チェックしてみてください。

スリーピークス八ヶ岳トレイル試走会
たちした

トレイルセッション

[16.03.25]

こんにちは

先日は、北は札幌、南は宮崎から知り合いが集まり一緒に高尾を走りました。

やはり強者たちと一緒に走ると良い刺激になりますね。最近は特に、登り坂で歩くことを許してもらえません。。。

拠点を山の近くに移してからはやはり練習にも身が入ります。

今週末もHOUDINIフレンズの福島舞さんと一緒にFULLMARKS原宿店のイベントに参加します。

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天狗練

[16.03.04]

こんにちは

2月完全に消息不明状態でした。汗

札幌から引っ越ししてきて10ヶ月足らずですが、より強い刺激を求めるため追浜から高尾へ引っ越し!通勤は遠くなったものの、それを補って余りある満足感を得ることができました。笑

そして、ようやく落ち着いた昨晩、天狗ナイトランデビュー。すっかり鈍った身体に強い刺激を入れてきました。久しぶりのナイトランだったので、すっかり感覚が鈍ってました。それが面白いように感じられるのがまた楽しかったなぁ。これから練習を積み重ねて、身体も感覚も研いでいきたいと思った天狗練習でした。

距離12km 累積標高730m

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たちした

高尾山デビュー

[16.01.10]

こんにちは

2016年最初のランは高尾山デビューと相成りました。修行走以来のラン、年末年始の暴飲暴食ですっかり弛みきっていたので軽めに10㎞くらいかな~と思っていたのですが、19㎞も走ることになり結構ヘバリました。

いや~これはヤバいわ。現状を思い知りましたので、今年もボチボチ走ろうと思います。

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それにしても1月とは思えない暖かさで、時々半袖でもいいくらいでした。1月に短パン生脚で走れるとは恐るべし東京。札幌では考えられない!

 

たちした

 

長安フォード ゴビウルトラマラソン2015酒泉

[15.11.20]

長安フォード ゴビウルトラマラソン酒泉

 

11月8日に開催された中国の内陸にある酒泉市で開催されたゴビ砂漠ウルトラマラソン50kmに参加してきました。

羽田~北京~蘭州へと飛行機を乗り継ぎ、蘭州からは高速鉄道(新幹線)でようやくたどり着ける場所で、やっぱ中国はでっけーなぁと感じる。

朝の気温は大体-2度〜-4度位で日中は暖かい日で12度前後だという。スタートは朝9時なのだが、ホテルからスタート会場へ選手を運ぶバスがなかなか来ず、スタート時間が1時間遅れ10時になった。まぁ、この辺のトラブルはあまり気にしないタイプなので全然平気だった。

会場に着くと演奏隊によるセレモニーが始まったので、そそくさと準備をしてスタート地点に立つ。朝10時、花火と共にスタート。果たして砂漠マラソンとはどういったものなのかワクワクする。いつも通りマイペースで進むが、やはり砂漠は足元が柔らかく頑張っていると割になかなか前に進まない感じがしていた。少し離れた所を大会スポンサーのフォードのSUV車が砂煙りを巻き上げながら颯爽と走る姿は少々羨ましく感じた。細かいアップダウンを繰り返しながら、砂丘を登るとそこにはまぁ見事に何もない見渡す限りの砂漠の景色。いや、これはまぁもの凄い圧巻の景色だったけど、言うなれば景色が全く変わらないという僕が最も苦手とするコースなのである。

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エイドは大体5㎞おきぐらいにあるので水に困る事はあまりなかった。3つ目だか4つ目のエイドを目指して進んでいると、目の前に靴のソール部分が踵から剥がれかかっている外国人ランナーがいるではないか。非常用に持っていたテーピングでシューズをグルグル巻きにして修理してあげた。こんなところでテーピングが役に立つとは。

着々とエイドをパスして26.5kmに到達。ようやく半分まで来たか〜とホッとするが結構足にキテルよ。

エイドは水とスニッカーズ、時々バナナというシンプルな構成だけれども、とりあえず食べられるものは食べて湿度30%以下という乾燥した環境なので水だけはしっかり補給することを心掛けた。

後半は自動車が走れるような砂利道なんかも前半よりは多いので少し走り易くなるけど、基本的にはシンドイ。歩くとタイムがヤバくなるのでとにかく走り続ける事が重要だった。いやぁホント苦手なんだけど、とにかく前に進み続けることだけ考えて走り続けた。

変わらない景色、確実に動きが鈍くなってる足、そしてジリジリとくる太陽。気温は低いものの砂漠の直射日光はかなりのものだ。そんな時、スピーカーからビートを効かせながら走ってくるやたらテンションの高いおじさんランナーが僕を追い越していった。暫く同じくらいのペースだったが、向こうは音楽をかけながらノリノリ!そして奥さんなのか彼女なのか分からないけど、手を繋ぎながら走りつつグングンペースを上げていったので僕はもう付いていけなかった。。。ペース的にもラブラブな感じにも付いていけてない、、なんという事だ。

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32㎞のエイドに着いたとき、なんかよく分からないけどやたらとエイドスタッフのテンションが高くてみんなで集合写真を撮る。いや、これはいったい何なんだ?ってくらいテンション高くて面白かった。エイドを出発したら50mほどスタッフが1人並走してくれた。中国語は全く分からないので何を言ってるのか分からないけど、応援してくれたのは間違いないだろう。元気をもらって残り20㎞も頑張ろうと胸に誓う。

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その後、若干ぼけーっと走っていたらコースから外れていて、危うく迷子になるところだった。カチカチになりつつある下半身を時々ほぐしながら着実に前進。もはや気持ちはランニングマシーン。というか変わらない景色に心が折れそうだったので、もはやマシーンになる以外完走するイメージが湧かず、とにかく黙々と走り続けた。

最後のエイドを通過すると遠くにゴール会場が目に入った。いやぁ50㎞という、いつも走る100マイルの約1/3なのに随分長く感じたなぁ。ゴールゲートには大勢のスタッフがいて、チャーヨ、チャーヨ!(頑張れー)と遠くから掛け声をかけてくれていた。7時間とちょっとで無事にゴール。とりあえず無事に戻ってこられて良かった。

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第一回目の大会だったけど、スタッフが皆一生懸命大会を盛り上げようと頑張っていた姿が印象的だった。総じて英語が通じないのでコミュニケーションの部分では苦労したけど、皆親切でした。

僕がゴールしたのが、制限時間の約1時間前だったので、そのまま最後まで他のランナーのゴールを見届けていた。制限時間の午後18時を少し過ぎた時、ゴールにたどり着いたランナーの足元を見るとなんと僕がシューズを直してあげたランナーだった。ゴールと共にその場に倒れこむほど足が痛かったようで、脇を抱えて救護車まで運んであげた。向こうも僕に気が付いていたみたいで、目があったときにサムズアップで応えてくれたのはかなり嬉しかった。

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それにしても砂漠というのは走りづらいし、頑張ってる割に前に進んでない、景色があまり変わらないという想像以上にタフな環境だと実感した。そういった意味ではかなり苦手とするコースながら、ランニングマシーンと化して走り続けるという境地を見いだせたのは収穫だった。笑

 

たちした

 

 

 

 

 

 

 

UTMF2015 レースレポート

[15.10.02]

こんにちは

9月25日~9月27日に開催された、UTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)に参加してきました。7月の分水嶺トレイルから脚の調子がイマイチで、それを理由にトレーニングをサボりまくって本番を迎えることに。二年ぶりのUTMFは前回と同じ左回りのコースだけど、前回よりコースが微妙に変わっていた。さらに前日までの雨でコースも2か所変更になり、A2本栖湖のあとの竜ヶ岳は登らずに山裾を巻く東海自然歩道を通り、A7すばしりのあとも三国山を通らず龍坂峠に下りて国道を通りA8に向かうことになっていた。正直、僕は山は好きだけど、林道やらロードの走らなければならない区間が多いレースはとっても苦手なのである。今回のコース変更はトレイル保護のため仕方ないとはいえ僕にとってはマイナスでしかない。不安が募る。

9月25日(金)

朝一で会場へ行き、受付と装備品のチェックを済ませる。夜は結構降っていた雨も小降りになっていて一安心。宿に戻ってスタートまでのんびり準備をしながらスタートの13時までリラックス。

12時前に会場へ移動し、途中のエイドに送るドロップバッグを預けた後は会場をウロウロして、知り合いや友人と談笑してスタートを待つ。ちなみに今回のUTMFの勝負シューズはALTRAのパラダイム1.5をチョイス。ロード用だけど、林道やロード区間が意外と多いこのUTMFのコースには相性が良いと判断。しかもコース変更でさらにロードの比率が高くなったので尚更このシューズが向いていると思った。

9月25日 13時、いよいよUTMFがスタート。今回は最後尾からのんびり行こうと決めていたので知り合いのモト君と共に出発。すぐ後ろには翌日のSTYに出場するセバスチャンがカメラ片手に撮影していたので、一緒に写真を撮ってもらった。これはラッキーな出だし!沿道にはたくさんの人、そして知り合いからも「気を付けて!」「いってらっしゃい」と声をかけて頂き、たくさんの人とハイタッチをして歩き出す。このあと湖畔を回ってトレイルへ入るのだが、ここで大渋滞が発生し足止めをくらう。スタートから3㎞地点を通過するのにまさかの1時間を要し、10㎞を通過するのに3時間近くかかり結局ここでのタイムロスがこの後のレース展開をとっても過酷なものにするのでした。

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この大渋滞がなけれれば、多くのランナーがゴールしていたと思う。。。

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最初のA1精進湖民宿村 19㎞地点に着いたのは16:31、結構頑張ってタイムを詰めたけど苦手なロード区間でかなり足を使ってしまった。既にハムストリングスに張りを感じ先行きが非常に不安になる。ストレッチをして、スイトンを食べてコーラを飲んで出発。足の張りにビビりながら次の本栖湖エイドを目指します。

烏帽子岳、パノラマ台への登り口でヘッドライトを装着し夜間走行に備える。パノラマ台からの下りでは霧が濃くてヘッドライトが乱反射して足元が見にくいうえにかなりドロドロで滑りやすくなっていたが、ここで結構気持ちよくなって下りのペースがあがる。前のエイドを先に出たモト君に追いつく事が出来た。しかしこの山の中で何度か渋滞にはまりなかなかペースがあがらない。このままじゃ次の本栖湖エイドの引っかかってしまうと焦りを感じているときに、大会本部より関門制限時間の延長のショートメールが届いた。

ようやくA2本栖湖 31.5㎞に到着したのは19:30。1時間延長されていなければここでアウトだった。た、助かった・・・

コーラを頂くものの、炭酸が完全に抜けた状態でリフレッシュできなかった。とりあえず白湯を飲みながら持っていたバーなどを食べて補給する。僕が付いたころには、パン、バナナなどの食べ物は既に底をついていて食べ物はチップスターくらいだった・・・おいおい、いくらなんでもそりゃないだろう。と愚痴の一つも言いたくなった。

関門が延長されたとはいえ、次のエイドに向けて進まないとヤバい。モト君と一緒にエイドを出発。本来ならここから竜ヶ岳を経由するところが、今回のコース変更でロードと巻き道になった。つぎのウォーターエイドまでの関門タイムは意識してなかったがとにかくロード、林道は頑張って走った。モト君とお互いのペースを引っ張りあいながら、歩きたくなるのを我慢してエイドまで走った。途中、2回ほど石や木の根っこに足を引っ掛けて転びそうになるのを踏ん張ったのが結構足にキタ。

W1 麓エイド 46.5㎞到着 22:37 ここは23時までに出発しないと失格になってしまう。休めるのはわずか10分たらず。九州チームのサポートで来ている知人がいたので温かいレモンティーとおにぎりを頂いた。おにぎりがめちゃくちゃ美味くて助かった。他にも知り合いが何人もいて元気になるものの、ここまでの林道をひたすら走ったことによる足の張りはかなりのものだった。やはり僕は走らされるようなコースは苦手なんだなぁと痛感。山をひたすら上り下りする方が全然好きだ。正直この状態でこのあとの天子山地なんて危険なんじゃないか?何か理由をつけてリタイヤしようかなぁとうっすら考えていたが、出発するゲートの前では知り合いが僕とモト君が出発するのを見届けようとしている(うわ~これはここで辞めるって言えなぃ・・・よなぁ)。なんとか気持ちを立て直して出発ゲートをくぐった。その時、入口ゲートでは22:50のチェックイン制限時間に間に合わなかった選手達がシューズのチップを外されていた・・・僕もどこかで走れそうなところで歩いていたらこの関門でアウトだったと思った。

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さぁ前半の難関、天子山地である。次のエイドまで23.1㎞を 5時間50分で進まねばならない。モト君と気合を入れて標高1605mの雪見岳へアタック。が、ここでもかなりの渋滞。急斜面なうえにトレイルはドロドロなのでシューズのグリップはかなり弱いときたもんだ。このペースではほぼ間に合わないと思ったので、登りでも声を掛けながら前のランナーを次々とパスして二人で登っていく。が、ここでかなり調子が悪くなってきた。食欲が無く、若干気持ち悪い。ヤバい状態になっているが、先行するモト君になんとか離されないようくらいついていく。なんとか一つ目の雪見岳山頂に到着。登山口から標高差約700Mを1時間45分で登った。次の関門まで残り4時間で18㎞もある。正直、かなり厳しい状況に追い込まれている。その上、今度は下りで渋滞。二つ目の熊森山まで一時間近く掛かってしまっている。関門まで残り3時間、16㎞。もう間に合わないと確信した。そう思うと「よし、もう間に合わないけど、どこまで詰められるか行けるところまでいってみるか」という気持ちに切り換わり、この下りのドロドロも思いっきり楽しんじゃえ!楽しんだもん勝ちだ!とスイッチを入れて思いっきりぶっとばせるようになった。ぬかるんだ下りの時はビビったら負け!スキーと同じような感覚で、とにかくシューズの先端をフォールラインに向け自分の真下に重心がくるように心がけて、安全に配慮しつつ大量のランナーをパスして、一気に長者ヶ岳をクリアしてそのまま西富士中学校まで到着。2年前にUTMFに出た時はここがエイドだったが、今回はここから5㎞先の場所がA3エイドになっていたため、さすがにもうアウトだった。まぁでも最後は気持ちよく走れたし、しょうがないなと思うと同時に張りつめていた気持ちがフッとなくなり全身から力が抜けて、とたんに足が重くなり全然前に進まなくなった。早くエイドについて休みたいのになぁ。水も底をついてしまった。辛い。

とりあえずエイドにいるであろう知り合いに電話を掛けると「関門1時間延長したよ!」というではないか。携帯をもう一度確認すると、大会本部よりショートメールで関門延長の神のお告げが届いていたが、残り4㎞で1時間。間に合う時間けれども、一度切れてしまった気持ちは再び戻ることはなく身体は重いままだし、さっきのエイドでてから口に入れたのはブドウ糖一個だけ。正直この先、レースを続けることは考えられず次の富士宮エイドでリタイアすることだけを考えていた。早く横になって寝たい。楽になりたい。

A3 富士宮 69.6㎞ 5:44到着 ゲート前にはモト君のサポートで来ていたMRHCのマックスさんらが出迎えてくれた。柵に掴まって立ってるのが精一杯。

UTMF A3

 

 

「もうダメ。ここで辞めようと思います」

「次の関門まで時間緩いから行かないと。行けるから。」「とりあえず水入れてくるからボトル出して」

うぅ・・・今回ばかりはマジでもうだめだ。水を補給してもらったボトルを受けとりなんとかベンチに腰掛ける。エイドでは関門閉鎖までの残り時間をアナウンスしている。

九州チームの高木さんにも声をかけてもらったけど、正直気持ちは折れたままだ。レモンティーを飲みながらひとまず深呼吸。

「タチさんどうすんの?」

「いやーもう無理かな」

そんなやり取りをしつつ、とりあえずオレンジを手に取ってほおばった。美味い!焼きそばとかおいしそうなものもたくさんあったけど、今の状態ではオレンジを食べるのが精いっぱいだった。とりあえず8切れ近いオレンジを次々と口にいれた。

「関門閉鎖まであと1分で~す」

再び高木さんに「どうすんの?絶対行った方がいいよ!」と後押しされた。ぶっちゃけこの人は2014年のUTMBでは、調子を崩してシャンペ湖で辞めようとしていたのを僕がどんなに励まして一緒に行こうと言ったのに頑として動こうとせずリタイアした男だ。まさかこの人からリタイアをさせないようにケツを叩かれるとは思いもよらなかった。

とりあえず、いったん関門を出てから考えよう!という気持ちになり、関門閉鎖の一秒前にゲートを出た。そしてその場でしばし休憩してどうしようか悩むものの、とりあえず前に進もうと決めた。すぐ後ろにはスイーパーの二人が僕の後を追ってきていた。この時点で僕はこのレースの最後尾だ。笑

基本的に平坦なトレイルを進む。全然走れない。というより走る気力はほとんどなかったが、時計を見るとわずか3㎞進むのに一時間以上かかっていた。これはマズイと思い、遅いながらも気持ちの良いペースで走るように心がけていると少しずつリズムを掴み走ることができるようになった。気持ちも前向きになってきたところでウォーターエイドに到着した。

W2 粟倉 76.3㎞ 7:55到着

ここではエイドのボランティアに知り合いがいて元気をもらった。食欲も少し回復してきてエイドにあった羊羹を二つ食べ水分を補給し、ドロップバックのあるA4エイドをめざし出発。登り基調の林道が続くが、下りと平坦なところはストレッチをこまめにしながら出来るだけ走った。その甲斐あってか次のエイドには時間に余裕をもって到着することができた。

A4 富士山こどもの国 90.4㎞ 10:13到着 スタートから21時間が経過

ここの関門閉鎖は11:30なのでようやくしっかり休憩できる感じになった。良かった・・・

ボランティアスタッフに何名も知り合いがいて、とにかく元気をもらえたし温かいお茶やエイド食を補給出来たのが嬉しかった。後半に向けてヘッドライトのバッテリーを交換したり、ジェルを受け付けにくい状態だったので持っていく量を減らすことにした。しっかり休憩して、11時にエイドを出発。次のエイドまでは約7.4㎞と短く、そんなにアップダウンもきつくないので順調に進む事ができた。が、エイド手前の草原地帯は雨で足元がぐっちゃぐちゃ。ここまでほとんど濡れていなかったシューズの中まで水浸しになった・・・さすがにこれだけ濡れてしまうとこの後、靴擦れなどのトラブルが非常に心配だ。

A5 富士山資料館 97.8㎞ 12:21到着

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美味しい水餃子と麺を2杯いただく。カツサンドもあったけど、今の状態で食べたらヤバいかなと思い悔しいけど我慢した。ここに来る途中、左足の薬指に違和感を感じていたので救護テントで足の状態を確認。水ぶくれでもできたかなぁと軽く考えていたらなんとまぁ爪が浮いているじゃん。あちゃー!とりあえず、剥がれたら痛くてペースが落ちてしまうので、絆創膏とテープで爪を押えて治療をすませた。治療から出てくるとVESPA齋藤さんから励ましの声を頂き出発。エイドをでてしばらくは来た時と同じ草原水たまり地帯を歩く。前からは12時にこどもの国をスタートしたSTYのランナーがあり得ないスピードで駆けてきた!スゲースピードだ。そしてあっという間にエイドで折り返してきて僕らを抜いていった・・・トップランナーのスピードは別次元だなぁ。続々と駆け下りてくるSTYのランナーに声を掛ける。次々と後ろから追い越してくるSTYのランナー達に道を譲らないといけないので、なかなかペースを上げられない。次のエイドは富士山の裾、太郎坊なのでドロドロだったトレイルはいつしか細かい砂利になっていた。泥よりもいいけど、これはこれで歩きにくいものだ。

A6 太郎坊 109.9㎞ 16:04到着

太郎坊

ここに来る途中、なんだか喉に何か引っ掛かっているような感じになりちょっぴり指を突っ込んでオエッってしたみたけど回復せず。気まぐれに襲ってくるこの喉の違和感にこのあとしばらく苦しめられることに。ようやく着いた太郎坊ではミス太郎坊?ミス富士山だったかな?素敵なオネーさんが美味しいそばを振る舞っていたけど、僕の食欲は微妙なままだっただった。オネーさん見ても元気にならないなんてこれは相当追い詰められていると判断し、仮眠スペースで約10分横になった(画像左奥のオレンジにくるまっているのが僕)。ここで福井のSpicy Boysのサポートクルーからスープを頂きさらに元気も頂く。ここから次のすばしりまでは下り基調のコースだけど、僕の脚はかなり弱っていたので、逆にこの下りが追い打ちをかけるようにキツかった。何度も足をプルプルしてほぐしながらストレッチを繰り返して前に前に進む。かなり苦戦してすばしりエイド手前のロードに出た瞬間、かるーくオエッ!って言ってもあまり食べられてないので出るものもほとんどない。

A7 すばしり 120.5㎞ 18:30到着

あまり食いたくないけど、食わないと動けなくなるので雑煮となめこ汁を流し込み、少し休憩して出発。出発前にボランティアスタッフの方から「たちさん!!元気ですか!」と声を掛けて頂いた。誰かなーとすぐに思い出せなかったけど、15年近く前に僕が諏訪で働いていた時の取引先の方だった。ゆっくり話を出来る状態ではなかったけれどもスゲー嬉しかった。ここから一つ山を登って本来であれば三国山ハイキングロードという非常に気持ちの良いトレイルを歩くところが、コース変更により龍坂峠に下りてロードを通ってA8エイドに向かう。いやーもう本当にロードは勘弁してくれ!と思いながら走ったり歩いたりの繰り返しだった。エイドまでの2㎞はひたすら歩いた。

A8 山中湖きらら 135.5㎞ 21:34到着

エイドに到着すると同時にまず装備品のチェックがはいる。まずザックの重さを測るのだが、僕のザックを測ったスタッフの方が

「え~っと、重さは。ん!?んーーーーーーー!じゅ、10.5kgですね・・・」と、かなりあり得ないだろうという表情だったので

「まさか失格とかですか?」と聞いてしまった。

「いや、失格ではないですが一番重いです」と苦笑いが返ってきた。汗

雨で濡れて重くなっているとは言え、ファストパッキングでもあるまいし10㎏も背負ってればそりゃ脚にきてもおかしくないだろうと思った。しかも、こどもの国でジェルなどをかなり減らしてきたのに・・・重さを測ったあとは必携品のチェック。それらを確認してようやく休憩。エイドは0:30が関門閉鎖だし、このあと2晩目の山越えに向かうのでしっかり休養することにした。まずはテーピングの魔術師、ニューハレの芥田さんにテープを施してもらい、さらに聖整体院の北原さんのマッサージを受けた。その後、豚汁を飲んで仮眠所へ行き10分間の仮眠。ここに来る途中からケツが擦れて少しずつ痛くなってきたので、救護所でワセリンを塗らせてもらった。白湯を飲んで身体を温めて次に向けて出発の前にメディカルチェック。屈伸を3回して、それからこの後の山へ行くにあたり注意事項などを説明を受けてからエイドを出た。テープ貼ってマッサージを受けていなかったら正直屈伸は出来ない状態だったと思う。石割山の急登をなんとか上りきって、二十曲峠へ下る。ここの下りも狭くてドロドロで足にきた。

A9 二十曲峠 141.7㎞ 0:33到着

あれだけタップリとワセリンを塗ったのにケツ擦れが痛い・・・2年前もこのケツ擦れに苦しめられたが今回もなのか。幸い前回よりは程度は軽いがあまり気持ちのいいものではない。眠気もあったので、ここのエイドで15分の仮眠をとった。豆腐ボール、おぼろ豆腐がとても美味しかった。いよいよ最後の難関、杓子山へ向かうにあたり気合を入れなおす。ここからは二晩目の深夜帯になるので眠気との闘いだ。うんこちんちんを忘れないようにしなくては。急登が続き、だんだん眠くなる。岩場が出てきてからようやく緊張感から眠気が弱くなりだした。三つほどの偽ピークを越えて、気が付いたら杓子山の山頂についた。や、やったー!杓子山山頂の鐘を鳴らし最後のエイドへ向けて下山開始。トレイルを下り、林道を経て、麓まで辿りついた。2年前はここの途中でものすごい眠気に襲われて麓に出てからがとても大変だった。あ~ここで吐いたなぁと思い出の場所を通過し最後のエイドに到着。

A10 冨士小学校 156.7㎞ 6:50到着

ここではカメラマンの藤巻翔さんが声を掛けて励ましてくれた。

「タチさ~ん待ってましたよ!さすがゴースト!」 もはやゴーストという肩書を付けてしまってもいいなと思った。Mountain Ghost Tachishita.

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食欲も戻り、名物吉田うどんを2杯美味しく食べられた。まぁ、ここまで来たら本当にあとはゴールまで進むだけなので気持ちもかなり前向きになるってもんだ。とは言ってもそんなに時間に余裕はないので7:15出発。あとは最後の霜山を越えればゴールは目前なのだが、ここの上りでは全くといっていいほどペースが上がらなかった。2年前もキツかった記憶はあるけどそれ以上にキツイ気がしてならなかった。よっぽどの事が無い限りゴールに間に合わないなんて事はないとは思うけどちょっと不安だった。下りになるともう全然走れなかった。ケツズレと右足の親指がかなり痛く、これは爪が逝ってしまったんだろうなぁと思いつつなるべく痛くならないようにゆっくり下って河口湖まで出た。あとは湖畔沿いを進み橋を渡ればゴールだ。2年前もボロボロだったけど、今回もなかなかのボロボロ具合だ。ゴール手前、ゲートの両脇にいた大勢の方から声を掛けてもらいながらフィニッシュの達成感を味わいながらゆっくりとゴールゲートをくぐった。

FINISH  河口湖八木崎公園 168㎞ (LIVE TRAILでは172.1㎞) 9/27 10:57 45時間57分41秒 ゴーーール

UTMF GOAL

完走率41%と過去に類をみない過酷なレースとなった今回のUTMF。4度目の100マイルレースはとにかくキツイものだった。今回ほど関門制限時間に追われてヒリヒリするレース展開、食えなくて辛かった事、こんなにリタイヤしたいと思ったレースは初めてだった。今回は本当にたくさんの仲間に助けられた。あの一言、あの応援、あの水、あのオニギリ、あのテーピング、あのマッサージ。それらのどれか1つでも欠けていたらフィニッシュできなかったかもしれない。ありがとうございました。亡霊なのかゾンビなのかトレイルをフラフラと彷徨いゴールまで辿り着くのはもはや僕のスタイルだ。速いランナーにはなれないけど、粘って粘ってトラブルに負けない強いランナーを目指してやれるところまでやりたいと思う。あと、とりあえず荷物の見直しをしてもう少し軽くしようと思ったUTMF2015でした。

 

たちした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

L’echappee Belle ヤマケン特集記事

[15.09.16]

こんにちは

既にご存知の方も多いかと思いますが、HOUDINIフレンズのヤマケンこと山本健一さんが、8月末にフランスで開催されたL’echappee Belleで見事2位入賞しました。

先日電話にてレースの感想を聞きましたが、とにかくハードでしたよ~絶対にタチさんも出場した方がいいですよ。なんて言われましたが、あのヤマケンをボロボロになるまで追い込んだこの大会は相当ヤバいと思います。

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そのヤバいレースについての特集記事が明日発売の山と渓谷社の別冊「TRAIL RUN」に掲載されています。こんな記事を見ると行ってみたくなりますが、ちょっと今の実力では難しいのかなーと思いました。

でもこんな美しい景色を見られるのであれば行ってみたいと思うのもまた事実・・・

悩ましいです

 

たちした

 

 

 

山本健一いよいよスタート

[15.08.28]

こんにちは

HOUDINIフレンズ 山本健一が出走する、L’echappee Belle が日本時間 28日13:00にスタートします。

ビブナンバー 473 を下記リンク先の検索に入れてもらえると、彼のレース情報が確認できますよー

それにしてもエグイ感じのアップダウン。特に80㎞~90㎞地点の標高差1500mの登りはヤバいですね。

http://echappeebelle.livetrail.net/coureur.php

そして現地から最新動画が届きました。この湖もレースで通過する20㎞地点のポイントだそうです。

美しくも厳しいフレンチアルプスを駆け抜けるヤマケン!彼の挑戦を応援よろしくお願い致します。

 

https://vimeo.com/137467072

 

たちした

 

 

 

分水嶺トレイル LAST DAY

[15.08.23]

1時間半ほどの仮眠を済ませ、3時起床~3時半過ぎに出発です。ここの関門は4時までに出発がルールになっているので我々は関門閉鎖30分前に出発。いよいよ最終日、あとはゴールを目指すだけです。

富士見平小屋から約20分ほど、瑞牆山登山口前で朝食をとりながら朝を迎えました。

瑞牆山の上りはなかなかの急登でしたが、その圧巻の景色を堪能しているとあっという間に山頂に到着しました。この日の山頂は風も穏やかでコンディションは最高でした。昨日越えてきた甲武信ヶ岳~国師ヶ岳~金峰山、富士山、南アルプス、八ヶ岳などをぐるりと見渡せるこのロケーションにしばし心を奪われました。

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もう少しここでのんびりしてたいという気持ちを振り切って瑞牆山を下ります。黒森コースと呼ばれるルートは不動滝など沢が多く、涼しげな感じでした。これがゴール間近の場所だったら間違いなくドボンしてサッパリしてただろうなぁと思います。まだまだ歩く時間は長いのでここは我慢して先を急ぎます。この後、信州峠までは林道歩きなのですが、我々はコースを勘違いし林道がなくなったところからやぶ漕ぎをしました。実は当初実行委員会では、信州峠までの読図区間としてこの場所を検討していたもののやはりまだここはやめておこうと来年以降に見送りになっていたようですが、勘違いしていた我々はそこへ突撃してしまったのです。。。地図を片手に目指す道なき道を進みます。勘違いとも気づかずに・・・「うぉーさすが分水嶺!コース終盤でこんなステージを用意するとは!」「これ、獣道だよねー」などとすっかりテンションが上がってしまいました!勘違いとも気づかずに・・・実際、鹿の足跡が残る獣道はかなり歩きやすくて結構助かりました。最後は笹薮を突破しようやく信州峠へ

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笹薮の向こうにスタッフの方が見えたのでホッと一安心。「いやーヤバいっすねーこのコース!楽しかったけど!」などとスタッフの方に半ば興奮気味に話かけるもののスタッフの方の反応がどうもおかしい。

スタッフ「えーと・・・どこから来たんですか?」

我々「松平林道の行き止まりになったところからそりゃもう獣道を通ってですねー」

スタッフ「えっと正式なルートはこっちの林道から上がってくるんですよねー。通ってきたところは一度検討したんですが、来年以降にコースになるかどうかってことになってるんですよー」

我々「ええええええええええええええええええええええ」、「でも踏み跡も少しありましたよ」

スタッフ「きっと山菜取りの方の足跡ですね」

興奮気味に通過してきたエリアは全くのコース外だったようです・・・時間と体力を大幅にロスし、いよいよ時間がヤバいんじゃないかと密かに焦りを覚える。

まぁここまで来たらあとは根性で進むだけなので、元気に出発。しかし地味に水が少なくなってきててみんなでシェアしました。

横尾山を通過した後も道迷いしやすいルートなので地図を見ながら急ぎつつも慎重に。牧場の横をすり抜け、階段の急登を登り、名もなきピークを越えて飯盛山へ到着。飯盛山は通過する必要はないのですが、せっかくだからとメンバーと一緒に少しだけ寄り道してピークを踏みました。ただ、地味にこの寄り道が僕の体力を奪いその跡ちょっとだけ足元がおぼつかなくなったので5分だけ休ませてもらいました。

ゴールの獅子岩まであとは下りだけ。のんびり歩いていると、いよいよゴールが見えてきました!何度経験してもこの瞬間はそれまでの苦労が吹っ飛んで楽しい気持ちしかありません。

距離120㎞ 累積標高12,000m ゴールタイム63時間30分 参加者中もっとも長い時間、分水嶺トレイルを満喫したチームでした。

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ゴールには知り合いが駆けつけてくれていて差し入れのビールを頂きながらトレイルの余韻に浸りました。

今回のようなビバークしながら進むのはいつものトレイルランと違ってまた新鮮な感覚でした。旅の要素がよりつよくて、かなり楽しかったです。また、チームとして出場したので辛い時も仲間で支えあい、素晴らしい景色も一緒に共有できたことが良かったですね。ソロも楽しいと思うけど、同じ時間を共有した仲間とは分水嶺トレイルで酒が飲めるくらいの濃い時間だったと思います。

とりあえず後半はケツにワセリンを塗りまくりました。お蔭で今回はケツ擦れトラブルなしです。

 

 

たちした

 

 

 

 

 

分水嶺トレイル DAY.2

[15.08.08]

分水嶺トレイル2日目

将監小屋で約1時間半の仮眠をとり夜中に出発。長い一日のスタートは夜中1時半過ぎ、少しの睡眠だったけど、かなり気持ちも身体もリフレッシュできました。ザックの上に足を乗せて寝たので足のむくみは結構とれた感じ。不安だった足の違和感もほとんどなくなっていて快調でした。

歩くこと約3時間、まずは雁峠に到着。ここで日の出を拝むことができました。峠の間を流れる雲を眺めながら見た朝焼けは1日目に勝るとも劣らない素晴らしいものでした。

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この後、燕山、古札山、水晶山と三つの山を越え、雁坂峠へ到着。ここまでの稜線は景色も良くて、富士山と雲海を眺めながらのコースだったので思ったより早く到着することができました。無事に第一関門に到着しスタッフの方に通過報告。富士山を眺めながらの朝食とコーヒーは格別でした。ツエルトを乾かし、少しだけ横になってゆっくりしました。水も補給し、甲武信ヶ岳を目指していざ出発!

気合だけは入っていますが、身体はなかなかの疲労度です。

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雁坂嶺~破風山~破風山避難小屋を通り抜け、約3時間30分掛けて甲武信小屋に到着!ここで小屋飯をゲットしようと考えていたのですが、連休中という事もありなんと食べ物が売り切れ!!このあたりから我がTREIL EZOチームの食糧事情が怪しくなってくるのである。

隣では一般の登山客が美味しそうにカップラーメンをすすっていました。うぅ・・・

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ここで軽めに補給し、甲武信ヶ岳~国師ヶ岳への準備をします。今回、10分以上休む時は天気が良かったこともあるので、ちょいちょい靴を脱いで足を乾かしながらワセリンも塗り塗りしてとにかく足のトラブルだけは避けようと心掛けました。

よく言われるんですが、僕の足の指はめっちゃ長いです。なかなかこの指の長さにフィットする5本指ソックスがないのが小さな悩みです。

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分水嶺に出てる人達を応援するため、逆方向から歩いてきたという方たちに励まされて再び出発。時刻はちょうどお昼。気温もぐんぐん上がってきています。甲武信ヶ岳から国師ヶ岳の間には偽ピークが5つ以上あると言われていたのですが、まぁ本当にアップダウンの多いこと多いこと。そしてこの区間でバッチリ睡魔と幻覚に襲われました。切り株の上に人が三人くらい座ってるな~とか、あ~なんだか足元がフワフワするなぁとか。後ろを歩いていたメンバーから「タチさん寝た方がいいよ!」と言われハッ!と現実に戻りました。いやー自分では短い時間だったような気がするのですが、相当居眠り歩行をしていたようです。その割には、ここの区間は予想タイムより早く国師ヶ岳に到着するという珍事が。多分、ほとんどノンストップで歩いたからだと思いますが、まぁ一人だったら完全に途中で止まっていたと思います。

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山頂でコーラを飲み(ここまでとっておいた)、第二関門の大弛小屋を目指して下ります。途中から階段が出現するのですが、この階段が意外と曲者で地味にキツかったです。第二関門、大弛小屋に到着し山小屋で食事にありつこうと思っていたら・・・なんとカフェの営業時間が終了・・・がーーーーーーーーーーーん

これはかなりヤバい状況になってくるのではないのか?などと少々焦りもありましたが、小屋のご主人のご厚意で宿泊客の食事終了後にカレー程度なら出せますよ。ということでここで19時過ぎまで休憩することにしました。一時間程度の仮眠をとり、小屋でカレーを頂きました。なんとまぁこの暖かいカレーの美味いこと美味いこと。ナッツとかアルファ米とかそういったものばかりだったので、このカレーがものすごく特別なカレーに感じました。仮眠もとれたし、カレーも食べて次なる目的地へ。

朝日岳~鉄山を経由し奥秩父一の展望を誇る「金峰山」へ!着いたときは当然ながら真っ暗で展望なんてありゃしない!おまけになかなかの巨石やら岩やらとにかく歩きづらいし、なによりものすごい強風でした。標高も2600m近いのでめちゃくちゃ寒かったです。筋肉が冷やされて動きが鈍くなってしまうのが怖かったので、この時ばかりは防寒着を着用しました。やばかったー

大日小屋手前で道をロスト気味になりちょっと彷徨いましたが、無事にクリアして本日の野営地、第三関門の富士見平小屋に到着。ここでツエルトを張り仮眠。この日もよく動きました。ツエルトに入ったとたん意識が薄れていきました。。。

最終日へ続く・・・