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Reebok
FLOATRIDE
DEBUT!

フルマラソン対応の、次世代型クッショニング搭載モデル。

新しいフォーム素材による新しい履き心地"ZPump Fusion(ジーポンプ フュージョン)"シリーズが、スタイリッシュさを求めるシティランナーたちを中心に支持された"Reebok(リーボック)"。そしてこの春、より高機能を求めるランナーに向けて、次世代型クッショニング搭載のニューモデル「FLOATRIDE」が登場。いよいよフルマラソン完走を目指すランナーに向けたシューズがデビューする。

Photography by Kengo Shimizu
Text by Fumihito Kouzu

ターゲットはフルマラソン完走を目指すランナー

2015年春に登場した"ZPump Fusion"は、The Pumpテクノロジーによるカスタムフィットと、思わずタウンユースしたくなるスタイリッシュなデザインで、ファンランナーたちから厚い支持を受けた。そして2017年4月1日にリリースとなる"FLOATRIDE"のターゲットは、これまでよりもさらに一歩踏み込み、「フルマラソンの完走」を目指すようなランナーたちをフォーカス。

それを実現させたのは、新開発されたReebok独自のフォーム素材"フロートライドフォーム"である。このフォーム材は、クッション性と反発性を両立しながら、一般的なEVAの約半分となる軽量性も実現。着地の衝撃をしっかりと吸収しながら、気持ちの良い推進力が得られるようになっているのだ。これまで同ブランドの得意としていたジムトレーニングやジョギングというフィールドから、大きく"走れる"シューズとなって登場したFLOATRIDE。他とは違うライド感をぜひ足入れして試してほしい。

DETAILS
FLOATRIDEの最新テクノロジー

最新作FLOATRIDEに搭載されている数々のテクノロジーから、5つのポイントをピックアップ。快適な走りを実現する機能をチェックしよう。

FLOATRIDE

ウルトラニットアッパー
アッパーの前足部は、通気性に優れたウルトラニット素材を採用し、柔らかく快適な履き心地を実現。

FLOATRIDE

サポート リム
アッパーのかかと部から中足部にかけては、靴紐と連動した補強材を搭載することで足を固定し、スムーズな走りをサポート。長時間ランでもブレずに安定して走れる。

フロートライド

フロートライドフォーム
独自開発のフォーム材で、通常のEVAの重量のおよそ半分と非常に軽量な素材を採用。クッション性と反発性を兼ね備えるフォーム材は、足への衝撃/負担を軽減し、スムーズな足運びをサポートする点が魅力だ。

フロートライド

ヒールデザイン
中側部からかかと全体を覆うように新たにデザインされたヒール部は、フィット感とホールド性を併せ持つ。

フロートライド

耐摩耗性に優れたラバー
ソールのラバーを波のような形状にすることで地面との接地を一定に保ち、スムーズな足運びをサポートする。耐摩耗性にも優れる。

走ればわかるさ

それでは、実際の走り心地はどうなのか? ということで、本誌でもお馴染みの南井正弘編集長によるインプレッション「走ればわかるさ」をweb上で特別公開!

Text by Masahiro Minai

フロートライド

自分の走りをスポイルしないナチュラルな走り心地を提供してくれる、ということ

リーボックといえば、最近はクロスフィットを始めとしてフィットネスカテゴリーで勢いのあるブランドのイメージだが、筆者がリーボックジャパンに勤務していた時代には、DMX RUNがランナーからも高い評価を得るなど、ランニングカテゴリーでも存在感を見せていたし、2010年にはジグザグ形状のクッショニングテクノロジー、ジグテックを発表。その視覚的にもインパクトのあるビジュアルは、ワールドワイドで大きな話題となった。そしてプレス向けのイベントにおいて、現在リーボックジャパンでプロダクトの責任者を務める八木氏より絶対の自信で薦められたのが、今回テストしたFLOATRIDEである。

このシューズはFLOATRIDEというネーミングから想像できるように、浮遊感のある走り心地が大きな特徴であるという。実際に足を入れてみるとニット素材のアッパーはフィット感がよく、シューズが足と一体化するような感覚。ミッドソールに関しては若干固めな感じで、立っている状態だとクッション性よりも安定感を感じる。走り始めると、ミッドソールの沈み込みが少なく、もとに戻ろうとするスピードが速いので、高い反発性を感じることができる。そして徐々にスピードを上げていくと、確かに浮いているような感覚が得られた。それはミッドソールが変形して元に戻るストロークが、一般的なミッドソールよりも短いので、独自の浮遊感が感じられるのだと思った。

ここ最近は沈み込みの大きいフワフワした感覚のミッドソール素材が脚光を浴びているが、このシューズのように、クイックなレスポンスのミッドソールを装備したタイプを好きなランナーも少なくないはず。Km/4分50秒程度までペースを上げると、その高い反発性をより一層足裏で感じることができた。外観こそ従来のリーボックのミッドソールテクノロジーと比較するとインパクトはないが、そのパフォーマンスは高レベル。欲をいえばアッパーのヒール部分のデザインがかなり個性的で、好き嫌いがありそうなので、このモデルをキープしつつ、このミッドソールを採用したベーシックなデザインのランニングシューズも別にラインアップしてほしいところ。あとは、より速いペースに対応した薄めのミッドソールのレース対応モデルがあれば完璧だと思う。

フロートライド

FLOATRIDE
¥20,520(税込)

4月1日(土)発売開始。
3月26日(日)10:00先行予約スタート。
https://reebok.jp/running/floatride/

INFORMATION
リーボック アディダスグループ お客様窓口
0570-033-033
http://reebok.jp