ランナーズパルス

ASICS
FlyteFoam TRIO!

FlyteFoamを搭載した3つのモデルに注目せよ。

Photography by Kengo Shimizu

アシックススポーツ工学研究所が開発した、ミッドソール素材「FlyteFoam」。"軽量なミッドソールはもろく、安定性に欠ける"というこれまでの概念を覆し、軽量でありながらへたりにくく、持続的なクッショニングを発揮するこの素材は、今季3モデルに導入される。それぞれ性格の異なるこれらのシューズの実力はいかに。注目の新作に迫る。

走ればわかるさ <NOOSA FF>

雑誌Runners Pulse編集長の南井正弘氏によるランニング・インプレッション「走ればわかるさ」。まずは最新作のNOOSA FFをひと足早く体験した氏による、その履き心地をレポートする。

Text by Masahiro Minai

大胆なデザイン提案が印象的!

「アシックスのランニングシューズといえばアッパーサイドのストライプが印象的。このストライプは1966年のメキシコ五輪のタイミングで登場したことから当初はメキシコラインと呼ばれ、4本の線を重ねたストライプはアシックスの象徴である。2017年スプリングにランニングカテゴリーのニューモデルとしてリリースされるNOOSA FFは、アッパーに継ぎ目がないシームレス構造で、ブランドストライプが入れられていない点が新鮮だ。ヌーサというモデル名はこれまでもゲルヌーサのシリーズに採用されていて、このシューズの歴代モデルは派手なカラーリングが大きな特徴であり、トライアスリート、足元にアクセントを持ってきたい個性派ランナーから根強い人気を誇っていた。

今回のNOOSA FFはカラーリングの面では従来モデルと異なるデザイン傾向だ。足を入れてみるととても軽量で、これまで筆者が履いてきたアシックスのランニングシューズよりも縦寸が短い気がしたが、窮屈な感じはしない。走り始めると、3年ほど前に履いていたゲルヌーサとは異なる履き心地を感じる。アシックスストライプはデザイン面だけでなく、実は中足部のフィット感をキープする役割も考慮していたらしいが、このモデルの星形の意匠は、中足部から履き口にかけての高いフィット性を確保していた。

今回は基本Km/5分40秒ほどのスピードで6kmを走ったが、途中Km/5分20秒ほどにペースを上げたり、Km/6分ほどにペースを下げたりしたが、ミッドソールに採用された軽量かつクッション性に優れたFlyteFoamは、いずれのペースでも高いクッション性を発揮。アウトソールのグリップ性も高く、幅広いペースに対応してくれそうな気がした。

NOOSA FFは、デザインにこれまでのアシックスのシューズの面影がないだけに賛否両論あると思うが、個人的にはこのデザイン面でのチャレンジは、とても面白いと思った。」

What is FlyteFoam?

軽量性とクッション性を両立した素材を生み出すべく、様々な分野からマテリアルを探し出し、300種類を超える配合の中から導きだした。その結果生み出されたのだ。簡単に言えば、今までのものより軽く、そして強い素材。それがFlyteFoamなのである。

NOOSA FF

トライアスロンから長距離ファストラン、ウルトラマラソンまで対応の、軽量高機能モデル

FlyteFoam TRIOの中で、そのボリュームが最も多く、クッション性、安定性に重点を置いて作られたのが、"NOOSA FF(ヌーサ FF)"。フルマラソンを4時間前後で走るランナーに適したバランスの良さと、トライアスロンに要求される着脱のしやすさなどを備えている。ウエットグリップラバースポンジと樹脂素材を組み合わせたアウトソールは、乾いた路面や濡れた路面でのグリップをサポートし、耐久性にも優れている。中級以上のランナーが、日々のトレーニング用として履くのにもオススメしたいモデルだ。

FlyteFoamが軽量でありがならも、へたりにくい持続的なクッショニングを実現。着地の衝撃をしっかりと緩衝する。

ソールは、濡れた路面でもグリップをサポートしてくれるので、雨天時、雨上がりのトレーニングにも使用できる。

軽量で通気性に優れるAIR MESHを採用したアッパーは、ムレを防ぎ、快適なシューズ内環境をキープする。

DynaFlyte®

FlyteFoamをミッドソール全面に使用した、スピードクッションモデル

"DynaFlyte(ダイナフライト)"は、ミッドソール全面にFlyteFoamを採用。毎日のスピードランニングや部活生の長距離練習用を想定して作られたモデルで、主に快適性に重点が置かれている。キロ5分~6分程度のランが最も適しているスピードゾーンとなる。また、シームレスなメッシュアッパーは屈曲時に足への負担が少なく、通気性にも優れているのもうれしい。

前足部とかかと部のミッドソールの高低差がやや低めに設定されている。レスポンスがよく、ナチュラルな走行感。

ミッドソール全面にFlyteFoamを使用しているので、持続的なクッショニングを発揮する。

GEL-DS TRAINER 22

反発性とモーションコントロール性能に優れるサブ4向けレーシングシューズ

"GEL-DS TRAINER 22(ゲルディーエス トレーナー 22)"のターゲットは、サブ4を狙う中級ランナー。FlyteFoam搭載の効果もあり、前モデルから軽量化に成功している。ラバーよりも軽量で、優れたグリップ性を発揮するDUO SOLEをアウトソールの前足部に使用。また、オーバープロネーションを抑制するモーションコントロール性能が高いのも魅力だ。

かかとの倒れ込みを抑制し、安定性を高めるDYNAMIC DUOMAX構造をミッドソールに搭載。

プロパルションプレートで中足部を補強し、剛性を高めることで、ねじれを抑え安定性を強化したアウトソール。

NOOSA FF ¥14,580

Men's ブラック×フラッシュグリーン

Women's アクア×フラッシュコーラル

DynaFlyte® ¥14,580

Men's カーボングレー×ブラック

Women's アクア×イエロー

GEL-DS TRAINER 22 ¥12,960

Men's カーボングレー×ブラック

Women's アクア×アクアスプラッシュ

INFORMATION
アシックスジャパン株式会社お客様相談室
0120-068-806
www.asics.com/jp/ja-jp/