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実際に履いてみてわかった
ブルックス ゴースト9の実力!

Photo_kazumasa takeuchi
Edit_Masahiro Minai

アメリカのランニング専門店ではNo.1のシェアを誇るというブルックス。ランナーならそのブランド名を一度は聞いたことがあるはずだ。しかしながら日本ではその機能性の高さが充分にランナーに浸透しているとは言い難い。そこでランナーのなかでも日々いろいろなシューズを試す機会の多い4名に、実際にブルックスの人気シリーズであるゴーストの最新作、ゴースト9を履いてもらい、率直な感想を聞いてみた。

南井:みなさんにとってブルックスというブランドのイメージは?

榎本: 職業柄もちろんブルックスというブランドは知っていました。ただしイメージとしてはチャリオットなど復刻モデルコレクションのブルックスヘリテージのほうが思い浮かびます。いろいろなブランドやスニーカーショップとのコラボレーションもしていますし。正直いうとランニングシューズのイメージはあまりなかったです。アメリカでシェアが高いという事実は知っていましたが。あと最近トレイルランニングに嵌っていて、スコット・ジュレクという著名なトレイルランナーがブルックスの契約ランナーで、シューズの企画開発に携わっていることは知っています。意外に思われるかもしれませんが、実は今回ゴースト9が初めて履いたブルックスのランニングシューズだったんです。

渡邊: 自分は高校のときにアメリカに留学していたのですが、そのときにクロスカントリーのランナーの足元がブルックスのシューズで占められていたことをよく覚えています。アメリカでシェアが高いランニングシューズブランドであることは知っていますし、去年初めてのブルックスのシューズとしてピュアフロー4を履きました。走り心地はよかったのですが、足型etc.の理由もあって、自分が普段履いているブランドのほうが足にフィットするので、徐々に着用回数が減ってしまいました。

井本: ブルックスというブランドの存在は知っていましたが、ランニングシューズのブランドということは知らなくて、これまではセレクトショップなどで展開されているお洒落なスニーカーブランドというイメージでした。

南井:ではアメリカのランニング専門店でNo.1のシェアを獲得しているブランドだということも知らなかったですよね?

井本: はい、今回初めて知りました。

南井:では実際にブルックスが誇るロングセラーシリーズ、ゴーストの最新作であるゴースト9を履いてみてどうでした?

榎本: まず足を入れた瞬間に履き口周囲の足あたりのよさを感じました。素材の柔軟さと適度にパッドが効いていて、包み込む感じもきつ過ぎず、ゆる過ぎず絶妙でした。実際に走ってみると自動車でいうと高級セダンやサルーンのようなラグジュアリーな走り心地で、以前ブルックスが広告やカタログで自社のシューズを高級自動車に例えていたのを思い出しました。フワフワしすぎず、適度なライド感がある感じですね。長時間走ってもカラダに負担をかけないシューズだと思います。あと自分が履いたのは足幅がレギュラーだったのですが、決して幅が狭いということもなく、快適な履き心地でした。速いペースで走るときよりもゆっくりペースで長い距離を走るのに最適だと思います 。

渡邊: 自分は国内ブランドの場合はワイドタイプを選ぶのですが、このゴースト9ではレギュラータイプでも横幅が窮屈なことなく、自分の足にピッタリとフィットしてくれました。去年履いたピュアフロ―4もレギュラータイプで幅が狭いということもなかったので、ある程度安心はしていましたが。フィット感でいうと甲の部分が絶妙で、このシューズなら長時間履いても快適性をキープしてくれるだろうと思いました。実際にこのシューズを履いてビルドアップ走やインターバルトレーニングもしましたが、あまり速いペースでのランには向いていないですね。ゆっくりと長い距離を走るのにピッタリかと。自分はkm/5分から5分30秒くらいのペースで走るときに今後も履くつもりです。あと代々木公園のクロスカントリーコースでは、ある程度突起のあるアウトソールパターンが力を発揮し、しっかりとグリップしてくれたのも印象的でした。全くフラットなアウトソールパターンのオンロードモデルではこういった路面でのグリップ性が弱く、充分な推進力を得られないことも多いので。

井本: 榎本さんの意見と重複しますが、私も履き口のフィットのよさを感じ、自分の足にシューズがピッタリとフィットしました。多少足幅が広いので、前足部がスリムな形状のシューズを履くと足の指が出っ張ってしまうこともあるのですが、このシューズではそんなこともありませんでした。あと、これまで履いてきたシューズよりもミッドソールの厚みがあるので、フワフワしすぎて重いのかと思いましたが、見た目よりも安定性もあって、軽く感じました。私にとっていままでに履いたことのないタイプのランニングシューズです。

南井:トランセンド、グリセリン、フローetc.これまで数多くのブルックスのシューズを履いてきましたが、このゴースト9の特徴を一言で表すと「高いクッション性と自然な着地感を両立している」という感じですかね。井本さんも指摘していましたが、見た目よりも履いてみると軽く感じるのも大きな特徴かと。フィットに関してもレギュラータイプで全然窮屈感がなく足とシューズが高いレベルで一体化しました。渡邊さんはkm/5分から5分30秒くらいのペースで走るときに最適だと言ってましたが、自分はkm/6分から6分30秒くらいのペースで走るときに履くつもりです。都心で履くのもいいですが、ラグジュアリーな履き心地なので、このシューズを履いてリゾート地をゆっくりとジョギングするのもオススメです。

ゴーストは数あるブルックスのプロダクトのなかでもセールス上位に位置するプロダクトシリーズだけあり、最新作であるゴースト9の評価は今回のテスター4名からの評価は非常に高かった。「アメリカのランナーと日本のランナーの好みは違うのでは?」という意見もあるかもしれないが、実際履いてみると、そのラグジュアリーな走り心地はかなりの確率でゴースト9は日本のランナーにも受け入れられるだろうことを確信した。オーバープロネーションの心配があまりなく、クッション性に優れたランニングシューズを求めているランナーにはぜひトライしてほしい1足だ。

榎本 一生 : エディター、ライター、シューズ・マスター
1976年千葉県生まれ。フリーランスのエディター、ライター。シューズ・マスター編集長、ランナーズパルス副編集長、フイナム ランニングクラブ部長。フル自己ベスト:3時間27分54秒(横浜マラソン2016)、ハーフ自己ベスト:1時間35分16秒(ブルックリンハーフ2016) 渡邊利文:チーム ランナーズパルス
1978年岩手県生まれ。趣味:旅ラン、音楽(EDM)フェス、グルメ 。フル自己ベスト:3時間18分40秒(2015年湘南国際マラソン)、ハーフ自己ベスト:1時間27分11秒(2016年千葉マリンマラソン) 井本枝里 : X-girl sales
1987年三重県生まれ。2012年より朝RUN生活を始める。2014年春から名古屋市栄のショップスタッフランナーを中心にチームを結成し、夜RUN活動もスタート。2016年春、X-girl名古屋から都内オフィスに異動。 フル自己ベスト:3時間46分10秒(名古屋ウィメンズマラソン2015) 南井 正弘 : フリーライター、ランナーズパルス編集長
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「Number Do」「モノマガジン」「日経トレンディネット」「SHOES MASTER」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

■BROOKS GHOST9(ゴースト9)
価格:12,000円(税抜き)
サイズ:メンズ 25.0-29.0cm ウィメンズ 22.0-26.0cm
カラー:メンズ 全2色 、ウィメンズ 全2色

メンズ COLOR:404

メンズ ワイド幅 COLOR:060

ウィメンズ COLOR:092

ウィメンズ COLOR:661

■GHOST9モニター記事
・南井正弘(ランナーズパルス編集長 ) http://runnerspulse.jp/mminai/archives/1050
・舘下智(ランナーズパルス ブロガー) http://runnerspulse.jp/stachishita/archives/740

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