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華金にインターバル走をするOLから、世界と繋がるランニング外交官になったMAYUが、走る女子に伝えたいメッセージとは?

2018.10.31
RED RUN CLUB TOKYO
RED RUN CLUB TOKYO
2014年、東京から新しいランニングカルチャーを発信すべく立ち上げたランクルーです。「走るからには、速くなりたい。走るからには、負けたくない。」をモットーに、スピードとスタイルの両面を追い求めるクルーを標榜しています。フルマラソンからトラックまで、各メンバーの目標レースに向けて、毎週皇居付近に集まり、インターバル走やペース走、タイムトライアルといったトレーニングを重ねています。 Instagram: @redrunclubtokyo

今回はイベントレポートではなく、趣向を変えてRED RUN CLUBのメンバーを紹介します。 第1回はMAYUです。

平日の夜20時、仕事後にわざわざ皇居に集まって練習。コーチから「今日のメニューは200mのインターバル走10本!」と指導が入る。響きだけだと40代のシリアス男性ランナーとしか思えないようなトレーニングを、20代前半からやってきたMAYU。2014年にRED RUN CLUBが立ち上がった頃からのメンバーです。

「あの時JUST DO ITしなかったら 今ここにいないかな。今周りにいる人と知り合ってないし、全然違う場所にいたと思う。」

今では多いときは年4-5回フルマラソンを走り、海外遠征も数多いMAYU。

全国各地のランクラブ、海外のランクルーとも積極的に交流しています。

誰とでも気さくに話せる彼女は、自他共に認める外交担当として活動中です。

「私、全然ランナーじゃなかったので。OLでバイク通勤だと全然体を動かさないから(笑)太るのが怖いから、最初はTシャツにスエット、スニーカーで家の周りを走ってた。」

初めてフルマラソンを走ったのは2014年の名古屋ウィメンズ。大会3ヶ月前に走らないかと話をもらい、15分悩んだ結果に参加を決意したというフットワークの軽さは今と変わらず。

長距離を走ること自体が初めてだったMAYUには、友達との練習が楽しかった反面、初期の身体的な辛さは今でも忘れられないようです。

非常に負けず嫌いな彼女は、初マラソンでも絶対に歩かないと決め、見事スタートからゴールまで走り続けて4時間50分台で完走。

マラソンジャンキーな現在の姿からは想像できませんが、「後半は一歩ずつ進めばいつかゴールに辿り着くから、と自分を励ました。しんどくてしんどくて長かった…。」と振り返ってコメント。

初めてのフルマラソンを勢いで走りきった頃に、RED RUN CLUB (その頃は別の名前がありました) に誘われたMAYU。

「絶対に無理!」と思いながら友達と連れ立って練習会に参加。あまり乗り気でなかったものの、推しに負けてクラブ参加をなんとなく承諾した時からランニングライフが一変します。

「200mのインターバル走の練習中に、追加であと一本!とコーチに言われて、キーッてなってた。なんで23歳のOLなのに毎週こんなキツイ練習しなくては行けないの?!と思った。毎週、練習の前日はめちゃくちゃ気が重かった…。夜は社会人女子としての誘惑も多いし。でも、嫌で辛くて、行くまでは脚が重いんだけど、練習に行って後悔したことは一度もない。限界まで追い込んでやりきった感じは他で味わえないし、みんなで練習するから、負けず嫌いな部分が刺激される。」

RED RUN CLUB TOKYOは、「LIFE IS TOO SHORT TO LIVE AT YOUR 100% / 人生は100%で生きていくには短すぎる」というスローガンを掲げています。

 ランニングでも人生でも、80%で何となく進むよりは、自分の限界まで出し切って100%で走ろうというもの。

ただし、ランニングの凄いところは、自分の限界は100%より上の設定があるという点です。 疲れてくると、まずココロが早めに限界を訴え、それを無視して走っているとカラダが悲鳴を上げる。

でも実はその上にもう1つの領域がひっそりと存在している。そんなステージを楽しめるランナー人生でいたい、というメッセージです。

MAYU自身も、2回目のフルマラソンで目標のサブ4を達成した時、更に上の視界が広がるのを実感したそう。

「2回目は絶対に目標を達成したかったから、1人でいっぱい練習した。みんなで走るだけだと足りないと思って。沢山練習したから、2回目のフルマラソンではスタートラインに立った時点で泣けてきたのが印象的。ついに私走るんだな、って感極まったよね。ここまでやってきたこと、一緒に走るチームメイト、コーチ、応援してくれるみんなのことを考えたら泣けた。でもレース自体は練習の甲斐あってあっさり終わっちゃった(笑)淡々とイーブンペースで完走できた。落ち着いて走れたせいか、念願のサブ4だったのに、もっと自分の力を出し切りたい!と思うようになった。さらに上を目指して、なんだかんだもう4年も走り続けてる!」

RED RUN CLUBにはもう一つ大事にしている言葉があります。

それは、スピードとスタイルの両立、というフレーズ。

速く走りたいという目標はありつつ、その過程においても結果を出す時も、いかにそれをカッコよくやるか。

幸運にも私達の周りにはそんなカッコいい大人たちが多いので、他のランクラブの方々から学ぶことも多いです。

「フイナム ランニングクラブと出会って、ランニング感が変わった。フイナム ランニングクラブは赤ランと違って準備運動もしないし、グループランなのにペースもまばら。本当にみんなで走る気ありますか??ってくらいのペースを出してきたりする(笑) レースの直前までタバコを吸ってたり、スタート直前まで起きてこないことも(笑)深夜まで飲んで不摂生してレースに出る。それなのに自分より速いし、トレイルからウルトラまで、色んなレースに出る人が集まってる。4-50代の人がそんな風に走ってて、凄くかっこいいなって思った。」

どんなにすごいランナーであっても、行き詰まったり、目標を見失ったりすることはよく聞く話。

RED RUN CLUBでも避けられません。そんな時に出会った、余裕のあるオトナなランナー達によって、MAYUのランニングスタイルに変化が産まれ、良いバランスを見つけることが出来たようです。

そこからは、速く走るための練習と、海外遠征や海外クルーとの交流を両立させています。

今ではOLから転職し、ランニングイベントなどを開催する側に。

「初フルマラソンに誘われて、少し迷って答えた15分で人生が大きく変わったと思う。今度は私も、女の子に一歩踏み出してもらえるようなきっかけを作れたら良いなと思ってる」

「バリバリ走って筋肉をつけるとか、変に頑張りすぎないで、まずは一歩踏み出してみて欲しい。私自身、相変わらず負けず嫌いだから、記録更新もまだまだ頑張っていきたいけどね」

今日はそんなMAYUの誕生日です。

先週末は横浜マラソンを走り、今週末はNEW YORK CITYマラソンを走るというクレイジーさは相変わらず!

RED RUN CLUB TOKYOメンバーから、”HAPPY BIRTHDAY!”

RED RUN CLUB インスタグラムはこちら

 

 

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