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南井正弘
南井正弘

Masahiro Minai

南井 正弘 : フリーライター、ランナーズパルス編集長

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「Number Do」「モノマガジン」「日経トレンディネット」「SHOES MASTER」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

ASICS META RUN

[15.12.14]

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11月18日に全世界一斉発売されたアシックスのMeta Run。アシックスが誇る4つの特許技術と5つのニューテクノロジーを搭載したハイパフォーマンスモデル。
この注目のモデルを実際に履いて何度か走った感想は、「見た目と走り心地が全く違う!」ということ。Meta Runの外観というかフォルムはゲルカヤノやゲルニンバスといったトレーニングモデルに近いのですが、圧倒的に軽量で、走り心地はターサーのような中上級者モデルにも似る軽快なもの。このシューズを履くだけでいつものペースよりも速く走ることができ、3度の6Kmランを終えました。ブラック/ゴールドのカラーリングはインパクトがあっていいですね。

それにしてもこの見た目とパフォーマンスのギャップは凄い。「以前にもこんな感じのギャップを感じたことがあったなぁ…」と思い出したのが、知人によく乗せてもらっていたBMWのM3。ベーシックなクーペボディからは想像できないパワーユニットとスパルタンな足回りを組み合わせることで、ほとんどのスポーツカーを軽く凌駕するパフォーマンスを発揮していました。東名高速とかで彼がアクセルを踏み込むと背中がシートに押し付けられるような感覚を今も覚えています。

このMeta Runは日本では700足しか発売されなかったので、すでに入手は難しいかもしれませんが、ヨーロッパエリアでまだ販売されているようなので、出張や旅行で行く機会がある人はぜひトライしてみてください。

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ブラック/ゴールドが印象的なアッパーはフィット感に優れたフルイドフィットのテクノロジーを採用。

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インナーの形状記憶スポンジと強固な外付けヒールカウンターを組み合わせたメタクラッチ構造は走行中のかかとをしっかりと固定し脚力のロスを防止してくれました。

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アシックス独自のミッドソールで標準的な素材よりも55%軽量。見た目と実際の重量のギャップはこの最新マテリアルのせいかと。異なる2種類のゲルを、より効果的な形状で配置したエックスゲルにより、かかと部のクッション性も向上しています。

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ターサーやマラソンソーティといったハイパフォーマンスシューズでおなじみのデュオソールを採用し、グリップ力も高レベル。

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カーボン繊維で補強した2層構造をもつアダプトトラスは、足のアーチ形状に応じて安定性をキープ。長時間・長距離を走行中、人それぞれのアーチの落ち込むタイミングに合わせて硬度が変化する構造が、ランナーのアーチのサポートとスムーズな足運びに繋がる。ようは必要のないときはランナーの走りに干渉せず、必要なときだけにサポートしてくれるということですね。

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傾斜の付いたDUOMAX構造など、緻密な設計に基づく、硬度の異なる2層構造のミッドソールにより、足への負担を軽減するとともに、アダプトトラスと連携することで、ランナーの状況に合わせた安定した走りを実現したスロープドデュオマックスも搭載。

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プレスプレビューのアフターパーティでアシックスの澤田さんと「いいね!」