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鳥取の山陰アシックス工業へ。

2015.07.16
Miho Ikeda
池田美穂 アシックスランニングクラブ コーチ
東京マラソンやニューヨークシティマラソンなどの市民マラソンから国際レースまで、多くのレースに出場経験を持つ。アシックスストアでは、市民ランナーへのランニング指導を行っている。また最近ではタレント・モデルなどのパーソナルコーチも担当。彼らをマラソン完走へ導いている。フルマラソンベストタイム3時間2分43秒(2012名古屋ウィメンズマラソン)。著書「RUN女子入門~自分を変えるランニング」「ランニング手帳2012」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

先日、会社の研修で鳥取にある「山陰アシックス工業」へ、行って来ました~!!

入り口には、創業者の鬼塚喜八郎氏の胸像と創業理念の石碑がありました。IMG_0164山陰アシックス工業は、創業当初からシューズを作り続け、今もランニングシューズ、バスケット、バレー、革靴などを作っています。正真正銘、Made in JAPANです!

こちらはシューズのアッパー部分の布を裁断しているところ。主にオーダーシューズを作成しているとのことで、一足分ずつを丁寧に確認しながら作業しています。

IMG_0165

種目ごとに異なるのはもちろんのこと、シューズの品番・サイズ・レギュラー・スリム・ワイドでも裁断の型が違うので、たくさんの型があります。IMG_0169

裁断された生地が縫われていくのも見ましたが、これがまた職人技!丸みを持たせたりしながらきれいに縫われていくのは見ていて感動モノでした!そうやって足に沿ういいシューズが生まれるのですね。

 

こちらはつま先のところに硬い芯が入っている、さまざまな作業の現場で使われるワーキングシューズです。ラスト(足型)に合わせてしっかりと成型されています。

IMG_0175その安全靴も、こんな機械を使って、一足ずつしっかりと圧着していきます。

IMG_0173

 

工場の全般を見て感じたことですが、あまりオートメーション化されずに一足ずつ手作業で出来上がっていく工程が多くて意外でした。

こちらはバスケットボールのソール。まだ型から出したばかりの状態です。

IMG_0180

 

バスケットやランニングシューズなど、多くのシューズはアッパーとソールを別々に作成し、最後にくっつけて完成します。そのくっつける方法も、素材や競技特性によっていさまざまで、そういったところにもこだわりが詰まっていました!

厳しい試験をクリアしてこそ販売できる、GORE TEXのウォーキングシューズ。水が入り込まないか、こちらももちろん一足ずつすべて検査していました!IMG_0181

ちなみにこちらの工場では海外からの実習生の方も多くいらっしゃいました。いまでは中国・ベトナム・インドネシアなどにも工場がありますが、ここで研修してノウハウを覚えて現地へ持っていく、ということも多いようです。Made in JAPANの精神が、そうやって海外へと広まっていっているのですね。

他にも写真は出せないのですがさまざまな細かい工程があり、改めて、靴作りというのは手が込んでいて、真心が詰まっているのだと感じました。だからこそ、アシックスのシューズは足なじみがよく、昔からたくさんの方に愛されているのでしょうね。私もこれまで以上にもっと自信を持ってアシックスのシューズをお勧めしようと誓いました!と同時に、これまで以上にもっと大事に使おうと思いました。

ちなみにランニングシューズなら、中敷を抜いてみると中の構造が見えたりしますよね。自分のシューズを改めて見てみるだけでも発見があるかも!?

 

さて、せっかく鳥取に来たのだから・・・帰りは水木しげるロードにもちょっとだけ寄り道♪

鬼太郎と~!!

IMG_0193こんなところにも人気キャラクターが!

IMG_0192おさかなセンターでは、新鮮なカキもいただきました!めっちゃ大きくてびっくり。これでなんと1個500円!!おいしかった~★IMG_0209

 

 

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