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初めてのトレイルレース! 西丹沢アドベンチャーラン(21km)に参加してきた

2015.06.07
Issey Enomoto
榎本 一生
1976年千葉県生まれ。フリーランスのエディター、ライター。シューズ・マスター編集長、ランナーズパルス副編集長、フイナム ランニング クラブ♡部長。フル自己ベスト:3時間16分40秒(東京マラソン2018)、ハーフ自己ベスト:1時間35分16秒(ブルックリンハーフ2016) http://www.shoesmaster.jp http://hrc.blog.houyhnhnm.jp

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6/6(土)に行われた西丹沢アドベンチャーラン(21kmの部)に参加してきました。自分にとってトレイルレースは初参戦でしたが、厳しさもツラさも、楽しさも気持ちよさも、すべてが想像以上。完走から一夜明けたいま、激しい筋肉痛に見舞われながら、はやくも次のレースを検討し始めている自分がいます。

それくらい強く印象に残った初めてのトレイルレース。以下に当日の模様をまとめておきます。

当日は朝5時に起床。6時前に家を出て、電車に揺られて小田急線の新松田駅へ向かいます。新松田は新宿から約1時間20分、スタート地点の丹沢森林館は新松田駅からバスで約30分。「東京から日帰りで行ける」というのがこの大会を選んだ理由のひとつです。

新松田駅では、いっしょに参加するフイナム山本副編集長と待ち合わせ。しかし約束の7時半を過ぎても一向に現れない。「どこにいる?」とメールを送ると、「やば。寝過ごして小田原向かってます。すぐ折り返します!」とレスが。彼とは長い付き合いですが、そのあたりのルーズさはブレがありません。
そんなプチトラブルがありながらも、なんとかリカバリーして、8時半頃には会場に到着。着替えを済ませ、軽食をとり、いざスタート地点へ。

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現地ではスマート太田編集長も合流。左から太田氏、山本氏、榎本。3人とも今回がトレイル初参戦ですが、格好や装備は一丁前。

ちなみにこのレースは今年からコースが変更されたとのことで、21kmの部はコースの半分がトレイルで、半分が舗装路。累積標高は1916mとのことですが、その数字がどれほどのものか、いまの自分にはよくわかりません。

そして9時40分に号砲が鳴り、レーススタート。

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初めてのトレイルということで最初はやや緊張していたものの、いざ走り始めてしまうと、そこから先はもう無我夢中。コースは結構アップダウンがあり、上りはほとんど歩きましたが、それでも心拍数が急激に上がって心肺は瞬く間に限界に達し、脚もパンパン。上りはハッキリ言って苦痛以外のなにものでもない。しかし、下りは言葉に表せないほど気持ちいい! 転倒や滑落には細心の注意を払いつつ、スピードを出して山を駆け下りるのは童心に帰った感じでめちゃくちゃ楽しかった。そんな上って下ってが4回ほどあり、苦痛と快感が交互にやってくる感じ。下りだけならほんと最高なんですが、そういうわけにはいかないですよね。

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路面、勾配、景色、天候・・・あらゆるコンディションがめまぐるしく変わっていき、晴れ間がのぞいたと思ったらいきなり濃霧に包まれたり、整備されたトレイルからいきなり川にジャブジャブと足を突っ込めなければ渡れないところがあったり。同じペースを維持しながら淡々と走るロードレースとは完全に別物であることを身をもって実感しました。

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そしてフィニッシュ。記録は3時間34分43秒。順位は男子総合57位。エントリー数は270人くらいだったようなので、初めてにしては悪くないかな。まあ、タイムも順位もロードほどには気にならないのですが。

今回のセットはこんな感じ。

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ザック:サロモン S-LAB SENSE ULTRA SET
トップス:GYAKUSOU
パンツ:サロモン EXO WINGS TWINSKIN SHORT
ヘッドギア:バフ RUN+TRAIL
シューズ:サロモン スピードクロス3
ボトル:サロモン SOFT FLASK 500ML ×2
サングラス:オークリー フロッグスキン
GPSウォッチ:スント アンビット 3 Run
デジカメ:ソニー サイバーショット TX30
ジェル:クリフショット×2

どれも今回のレースになくてはならないものでしたが、とりわけ大活躍してくれたのがサロモンのスピードクロス3というシューズ。

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このシューズはアウトソールのグリップ力が素晴らしく、前日の大雨で泥濘んでスリッピーになっていたところでもがっちりと路面をつかんでくれた。もし他のシューズを履いていたらもっと苦しいレースを強いられていたはず。

今回のレースを通じて、トレランにおけるギアの重要性を改めて実感。新参者ですがまた機会をみつけてレースに出てみたいし、ギア選びも含めて自分なりの楽しみ方をみつけていけたら、と思います。

それにしても、たかだか21kmでこんなにしんどいのに、100kmや100マイルといったロングレースに挑む人たちっていったいどんな身体能力とメンタリティの持ち主なんでしょうか。自分には絶対に無理だし、改めてリスペクトです。

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